迸る 心紡がす 異への道
(ほとばしる こころつむがす いへのみち)
人生を凝縮すべき年齢となった者のつぶやきです。西千葉の総合的空間に、今で言う、特区とでも呼ぶべき場に生きてきたことを記したつもりです。英語文化という一点のみで燃えた魂を彷彿とさせる学び舎です。そのことを如実に示したのは、英米人の発する録音声を先輩と共に忠実にフォローしようとする姿だったと言えましょう。
その他、多種多様な企画は、各人各様に人生の一時を刻印したのです。翻って我を診ると、郷愁の念のみならず、多くの反省すべき点も浮上するのです。英語文化を洞察できぬまま、単なる反射光のごとく模写することに終始したようです。一方、サークル単位での参加による大学祭で、日本国憲法第九条を英文でも考えようと、講演会を企画しました。しかし、その発展を支えるべき基盤を構築し得なかったことです。結局、言葉の対象が人間であるということでの一言一句の重みを、充分修得できなかったようです。
さて、3年次には亥鼻キャンパスへと移動せざるを得なかった身であり、そして、今、その後の半世紀近くを経ている身であるがゆえに、学び舎の将来に期待すること大です。大学がその有り様を変えざるを得ないと同様、新たな学び舎の姿を求められるからです。その求めを凌駕し、柔軟に対応できるよう願う次第です。ちなみに、現在、筆者自身が力を入れている企画に、オンライン会報があります。インターネット上で、オンライン会報と検索すると、トップ項目で閲覧可能です。千葉大学ゐのはな同窓会より発信している、医の昂揚に努めるべく7年前に開設した、医学・医療に関わる情報サイトです。英友会ホームページともリンクしてあります。このサイトが、皆様の人生に少しでもお役に立つことを希願致します。
では、心に刻むことができた多くの同胞に感謝しつつ、冒頭のつたない我流のつぶやきを英訳すべく、今後も努力させていただきますー絶筆。
著者プロフィール
鈴木 信夫(すずき のぶお)
1966年 | 千葉大学医学部およびESSに入学 |
2012年 | 千葉大学を退官・退職 |
現在: | 千葉大学ゐのはな同窓会、各種の公益財団法人、特別養護老人ホーム、病院健康管理センター昭和女子大学、NPOなどで、社会活動中で、月火水木金金金の生活。 |
趣味: | 温泉旅行、カラオケ。 |
名前はペンネームでも構いません。
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