大滝長孝 1961年入学
私は中学、高校の時から英語が好きでした。僕自身としては文科系を望んでいましたが母親が「工学系の方が食いぱぐれがないから」という事で一人っ子の僕は従わざるを得ず電気工学科に入学しました。
そんな訳でSESは僕にとっていわば息抜きの場でもありました。従い決して真面目な部員でもありませんでした。卒業後、商社に入社しニュヨークに駐在した時、彼らの英語が余りに聞き取れないので愕然としました。背中に脂汗をかいた事を今でも鮮明に覚えております。
SESでもう少し真剣に学んでおけばと随分、後悔したものです。
1年生の時は大川さんと古谷さんとの名コンビに教えを受けなごやかな雰囲気のもと、とても楽しいクラブ活動でした。これまでの読み書きと比べ会話の難しさを初めて痛感しました。それでも日頃のレッスンに加えスピーチコンテストに参加したり日比谷公園にて外人狩りをしたり、緊張もしましたが楽しい思い出となりました。友人もたくさん出来たのもクラブのお蔭でした。
2年生の時は1年生に対しリーダー役を演じなければならずそれなりに力を入れましたが即効薬はなく僕のグループに来てくれた方々には今でも申し訳なく思っております。
先輩の中には会話の文章の中で盛んに「Which」を入れ長く滑らかに喋っておられるのを聞き感心すると同時に俺もいつかはああなりたいものだと思ったりしました。
しかし現実は上述の通り上手くなりませんでしたが活動を通じて視野が多少広くなった事は実感できました。又、良き同期、先輩、後輩の方々との交友を通じ素晴らしいクラブ生活を送る事が出来ました。
プロファイル
氏名:大滝長孝(おおたきながたか)
入学年・学部:1961年(昭和36年)入学 工学部
卒業後、商社丸紅に入社。定年後、落語スクールにて学ぶ。
今年は7年目、公演の回数は100回を超える。
現在各方面からの要請に応え出演している
名前はペンネームでも構いません。
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