長澤 宏和 1957年入学
多くの皆さんは入学した4月にSESへ入部したのだと思います。私は夏休み明けに何人ものクラスメートがSESの合宿が「楽しかった」というのを聞いての入部なのです。
その後何回かの合宿に参加しそれはそれで楽しかったのですが、それより、いろいろな学部の幅広い学年の人々を知ることが出来るようになり、それが大変に楽しいものでした。今に至るまで時折集まれば部室で話していたような話題に大いに盛り上がります。
中でも粟屋さんが第1回の「私とESS/SES」で書かれているマロイさんのグループに潜り込ませてもらい原宿そしてその後立川の米軍基地まで訪問し、あの頃はまだアメリカ人との付き合いの機会も少なくいろいろと勉強になりました。このグループはマロイさんが停年退職し帰国される1977年まで続いたのです。
それ以降もこのグループでは機会を作っては集まったりしていました。1980年代半ばになると「パソコン通信」がスタートし当初はそれぞれの同一加入者内のみの通信であったのが、1990年代初めには他加入者と接続出来るようになり、インターネットの下地が整い次第にインターネットへ移行していったのですが、時期を同じくしグループの皆さんがインターネット環境をととのへメールでのやり取りができるようになり、それが今でも続いています。
パソコン通信時代やインターネット初期の時代の交信した内容は媒体が読めなくなったり、メールアプリケーションの互換性が無くなったりし今では中味が読み取れません。それでも現在私のパソコンのこのグループの交信記録をいれてある「SESフォルダー」には2003年2月からの交信が残っていて、そのメール総数はなんと10,254件もあります。
ここで話が盛り上がるのは食べることと飲むこと、そしてそのために集まることについてで、それこそ瞬時にメールが多数交換され、いつの間にかどこかで一杯となっています。
インターネットで言えば英友会公式のものとして「千葉大学英友会ホームページ」があり役員の方が頑張っていますが、非公式にはFacebookにより在学生を含めた幅広い年代の人の書き込みを毎日楽しんでいます。
振り返って思うに私のESS/SESは英語を媒体にしての人々との親密なつながりであったなと実感しています。
プロファイル
氏名 :長澤 宏和(ながさわ ひろかず)
入学年・学部 :1957年入学 工学部 電気工学科
名前はペンネームでも構いません。
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