ESS Discussion Section チーフ 野口 洋人
さて、2013年も今月で締めくくり。12月のEnglish Houseでの活動は主に、遠隔システムを用いた松戸キャンパスとの通信英会話が行われました。毎週木曜日、松戸キャンパス側からのたっての希望で、こうしたキャンパス間の対話がモニター越しに実現されています。これにより、普段西千葉キャンパスに来ることが難しい松戸の学生も、気軽に英語を使ったディスカッションに参加できるようになりました。
12月の3週目、松戸キャンパスEnglish Cafeからは、SA(Student Assistant)としてエチオピアからの留学生がディスカッションに参加してくださいました。彼は園芸学部の学生として勉学に勤しむ傍ら、SAとして、英会話に興味のある日本人学生のサポートをしています。モニター越しに彼と会話をする中で、エチオピアという国の持つきわめて特異な文化の姿を垣間見ることができました。その最たる例として、エチオピア暦(Ethiopian calendar)なるものの存在でした。
エチオピア暦は、エチオピアにおいて用いられる暦で、1年が13か月あり、日本でいうところの9月に新年を迎えるという非常に独自色の強いものです。西暦2013年12月は、エチオピア暦では2006年4月となります。これには驚きを隠せませんでした。国が違えば文化も違う。こういった異文化に触れる体験も、English Houseならではのものでしょう。さらにエチオピアでは時刻の表し方も日本とは異なっていて、日本の午前6時を12時とし、そこを始点として12時間制の時刻体系をとっています。つまり、午前8時は2時、午後5時なら11時ということになります。この違いのせいで、彼は大学の授業の時間を間違えて出席できなかったことがあるそうです。
それでは皆さん、2014年、実りあるものにしていきましょう。
名前はペンネームでも構いません。
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